出来るだけ楽しみたいから

嫌いなものには関わらず好きなものに囲まれて生きていたい

旧:3巻まで読んでみた

魔法少女特殊戦あすか 1巻

kindle

星4つ★★★★☆

まどマギ以降、キャラが凄惨な目に遭う、ちょっと精神的にくる魔法少女物は珍しくなくなったが、これもその系統に入るのかな。ミリタリー+魔法少女がコンセプトらしくその辺の考証もしっかりしてるっぽい。

 

基本シリアスで1巻はまだ大丈夫だがこの先仲間、友達が次々と死んでいくのが容易に想像がつく。でありながら、百合要素もしっかり完備されていて抜かりはなし。(死ぬフラグ建ってるキャラばっかだが)

 

欠点という程ではないが、絵柄はあまり好きじゃないかな。ストーリーとは合ってると思うが。

 

1巻は世界観説明とキャラの顔見せがメインだがちょいエグイシーンや主人公のイケメンっぷり等の見どころもあり、これから先女の子がどう酷い目に遭うかが楽しみだ。(えっ)

ヴァンダル興亡史 地中海制覇の夢

kindle

星3つ★★★☆☆

北アフリカと地中海を約100年支配したゲルマン民族の王国の歴史を扱った本。記述の仕方がごく全うで特別な個性は無い。まあ、歴史の解説本にそんなの求めてないが。自分は一応歴史好きなんだけど、この国のことはまったく知らなかった。

 

本の前半は、ヴァンダル族を率いてヨーロッパ大陸からアフリカへ渡り、たった一代で王国を築いた英雄ゲイゼリックを柱として進行していく。後半、彼の死後は衰退と滅亡で幕。

 

ヴァンダル王国という国そのものにはあまり魅力は感じなかった。個人的なこの本の価値は別のとこにある。それはローマ帝国、東・西ゴート王国ビザンツ帝国が所々に出てくるという点。ローマ帝国の本って沢山出てるのにその滅亡を書いたものってほとんど無いよね。もちろん自分が知らないだけであるとは思うんだけど。東・西ゴート王国に至ってはそもそも扱う本自体が数えるほども無い(この本の著者による東ゴート興亡史という本はある)。で、ヴァンダル王国誕生から滅亡の期間がちょうどローマ帝国が亡ぶ前後に位置してるわけ。ほんの少しだけどこれらの国の解説が時折入るわけ。これが有難い。

 

ビザンツに関しては何冊か読んでるんだけど、それらの本の中でヴァンダル王国の名前を見たことって無いんだよね。俺が見逃してる可能性はもちろんあるが。最終的にヴァンダル王国を滅ぼすのはビザンツなんだけど、ビザンツの本でヴァンダルを滅ぼしたなんて記述は見た記憶が無い。ヨーロッパ史って意外な所で意外な国の名前が出て驚く時があるよね。

 

本筋がつまらない訳では決してないけどヨーロッパ史全体の把握に少しだけ助けになる本って感じかな。

地球のおわりは恋のはじまり 1巻

kindle

星3つ★★★☆☆

 
ジャンルは少女漫画、でいいんだよね?
 
あらすじ
顔良し性格良しの妹のお陰でまったくモテず、超ネガティブになってしまったヒロインがクラスのイケメンに何故か告白される。起こるはずのない事に驚き逃げ続けるが、イケメンの猛攻によって徐々に心を開いていく。
 
この作品の魅力の8割はヒロインの可愛さにある。基本、イケメンのアタックに照れてるか、ネガティブ思考でどんよりしてるかのどっちか。

 

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もう1つ取り上げたいのがサブのツンツンした女の子。1巻ではまだその片鱗しか見えないが、もしかしたら今後ヒロインを食ってしまうんじゃないかと思わせるポテンシャルを秘めてる。
 
まだ話がどう展開して行くのか想像がつくようでつかないので、とりあえず2巻が楽しみ。

ポケモンGOをお寺でやってたら鐘の下で猫が寝ててほっこりした

タイトルですべて語ってるのでここに書くこと無し!

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いや、幸せだったんだけどさ・・・

まさかカメラが必要になるとは思わなくて、スマホでしか撮れなかったのがくやしー!

 

 

全5巻を一気読みしてしまった 少女ペット

kindle

星5つ★★★★★

7/21現在、kindleだと1・2巻が50円だったので買ったら大当たりだった。

 

以前は「3巻まで読んでみた」って名前でkindleの漫画を紹介してたこのブログ。今は単なる雑記ブログと化してますが、久々に漫画のレビュー行くぞー。

 

中身まで人間そっくりのロボット(?)ペットが普通に売られてる世界の話。主人公は昔自分をいじめてた女の子そっくりのペットを買う。もう一度いじめてもらうために。

 

これだけでも分かる通り、巻を追うごとに爽やかさとは反対の負の方向に全力で突き進んで行く。序盤は主人公以外のキャラは本性を隠していて比較的大人しく話は進むが、各キャラのタガが外れるにしたがって収集不可能なカオスに突入する。展開がスピーディーで主人公の立ち位置がコロコロ変わりサクサク読めてしまう。陰鬱としていて、良いキャラなんているわけないはずなのに、最後にはすべてのキャラを好きになってたのには自分でも驚き。無駄なキャラは1人も存在せず、全員が自身の役割をこなしている。

 

難点としては、世界観のガバガバさと、展開のさせ方で所々グダグダというか、とっ散らかってる箇所があること。そして主人公をいじめてた男キャラの決着の着け方。急展開と言うか、もうちょい丁寧に書いてほしかったかな。

 

ところでこの作品のヒロインて誰だろ。やっぱペットの川嶋さん? みぃこさんが可愛くて肝が据わっててかっこ良くて最高だったんだが。

 

諸葛孔明以後はどうなったの? 黄昏三国志

kindie版

 

何故か描かれることの少ない孔明死後の三国志。そこをきっちり解説してくれる、ニワカには有難い本。

 
どう滅亡していくかを一国ごとに説明していき、最後は晋の滅亡で締め。過不足なく解説されていて大変勉強になった。
 
なったのだが、残念なことに大きな問題をこの本は抱えている。いや、この本自体は何も悪くない。悪いのは現実の歴史である。
 
ご存知の通り、三国志は面白い。ゲーム、漫画、映画のどれから入ったかは人それぞれだが、根本にある面白さ(の理由)は同じだと思う。しかし、この本を読んで最初に思ったのは「孔明以後の三国志ってつまんねー!」であった。
 
何故そう感じたのか、理由は2つ。いちに三国間での合戦が少なく、赤壁とかの有名どころと比べると面白味に欠けること。描写のしかたにも問題があるのかもしれないがまったくワクワクしないんだよね。で、戦が少ない代わりに何してるのかというと、内ゲバの政争を延々としてるわけ。だめだこりゃ。
 
2つ目が人物の問題。上の理由とも繋がってるんだけど、魅力的な人物が少ない。そしてクソが目立つ。あの魅力的な武将たちは何処に行ってしまったんだ、と何度も思った。いや、魅力がないわけじゃないんだ。それを感じづらいだけで。何故感じづらいのか。それは人の関係性にある。ゲームだと特にそうだが、味方同士の友情、敵との友情、家族の愛情とこれらはキャラの魅力を引き立てる重要な要素になってたが、孔明以後の人物にはそういうのが無い。
 
面白い面白くないというより、三国志の結末を知るための本、って感じかな。
 
 

好きなニコ動投稿者が一気に2人も引退した件

鋼兵とねこかますのことです

 

一方は本名・住所バレで、もう一方は保護したばかりの猫がすぐに死んでしまったために。

 

本当はこんなことで引退する必要は無いはずなんだけど、何故こうなるのかといえば多分ルールがないからかな。こうなった場合は今後動画投稿してはいけませんってルールがない、だから問題が起こった時どうするか、各々で判断する。そうすると大抵の人は引退って結論に至る。いや、だからルールを作れなんてまったく思わないけど。

 

好きな投稿者なんてそうそう見つかんないよ。一気に2人は「いやー、キツいっす」