出来るだけ楽しみたいから

嫌いなものには関わらず好きなものに囲まれて生きていたい

旧:3巻まで読んでみた

ディメンション W

無尽蔵に供給されるエネルギー「コイル」が普及した世界が舞台。
コイル嫌いのおっさんとコイルで動くロボットが
コイル絡みの事件を解決しつつ、世界の大きな陰謀を解き明かしてく。

これがジャンプに連載されていたら、
主人公はおっさんじゃなくて少年だったろう。
大人がメインを張る事のメリットはたくさんある。
ウジウジしてない、行動的かつ頭も使う、最初から強いetc。

そして、この主人公もイイ味を出している。
問題はただ1つ、ヒロインの女の子ロボットに感情があることを認めず、
ロボットのくせに、と毎回冷たい態度を取るんだけど・・・
それがしつこいよー!3巻まで行ってもまったくデレる気配がないよー!

まぁ、そのおかげでヒロインの健気さが映えるんだけどね。

世界観もしっかりしてるんだけど、何よりすごいのは
その世界観を絵として描写する作者の絵心。
キャラ絵も老若男女問わずすばらしい。

話の進みが若干遅いのが気掛かりか。

9/13現在、4巻既刊