ドロップフレームを3巻まで読んでみた
星3つ★★★☆☆
惜しい!!もったいない!!
面白い所とつまらない所が同居していて評価が難しい。
さて、あらすじなんだけど・・・、完全に僕だけがいない街だわこれ。夏休みを利用して映画の制作を満喫する学生5人の物語。1巻は特別なことは起こらず、ひたすら映画撮影の日常が続く。が、これがつまらない。
理由は色々あるが最大のはキャラクターかな。申し訳ないが誰一人好きになれなかった。ごくごくオーソドックスなキャラばっかで嫌なキャラなんていないのに何でだろ。絵はすごく綺麗なんだよね。ヒロインなんかどのシーンも美しく描かれててさ。魅力的なキャラが皆無なわけではないんだ。2巻からは僕街のアレをさらに複雑にしたようなことが起こるんだけど、そこで主人公が1人で頑張る姿なんて良いと思うし、刑事のあの人も、主人公に都合のいいキャラだと思うがメインキャラ達よりは魅力がある。
1巻は絵以外見るとこゼロだが、2巻からが本番。彼等は映画制作をしてるわけだけど、主人公はその中で動画編集を担当してる。それを少し絡めたような現象が起きてからは面白く読める。
3巻が解決編かなーなんて思いながら2巻を読んでたんだけど、いざ、3巻を読んでみたら解決どころか新たな要素をぶっこんできてさらに複雑に。4巻が最終巻かな?
日常シーンがつまらんと上に書いたが、あくまで個人的にで、大半の人はそう感じないと思う。メインストーリーは誰が読んでもハラハラドキドキの物語なんで、ループ物(ではないが)が好きな人は要チェック。