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出来るだけ楽しみたいから

嫌いなものには関わらず好きなものに囲まれて生きていたい

旧:3巻まで読んでみた

太平記の群像 - 森茂暁

星3つ★★★☆☆
 

鎌倉幕府の崩壊から南北朝の途中までを扱った本。

 
出来事を時系列順に書いていくスタイルじゃなくて、人物ごとに生まれてから死ぬまでを1人ずつ扱っていく書き方。なんだけど、・・・うーん、俺はこの書き方苦手だ。
 
この本は初心者向けの解説本じゃなくて、著者が集めた資料などを使って一人ひとりの「実際の足跡」を纏めた資料寄りの本って感じかな。
 
だから正直面白くはない。が、この本の価値は面白い面白くないにはない。俺は浅い歴史好きだが濃い人間にとっては素晴らしい本だろう。普通の解説本では名前がチラッとしか出ないような、有名じゃない人物もしっかり取り上げてるのでこの時代をもっと詳しく知りたい人にはうってつけだ。
 
俺が一番面白いと思ったのは最終章。太平記は誰がどういう状況の下で書いたのか、という考察の所。この部分は読んでてワクワクしたな。