出来るだけ楽しみたいから

嫌いなものには関わらず好きなものに囲まれて生きていたい

旧:3巻まで読んでみた

地球のおわりは恋のはじまり 1巻

kindle

星3つ★★★☆☆

 
ジャンルは少女漫画、でいいんだよね?
 
あらすじ
顔良し性格良しの妹のお陰でまったくモテず、超ネガティブになってしまったヒロインがクラスのイケメンに何故か告白される。起こるはずのない事に驚き逃げ続けるが、イケメンの猛攻によって徐々に心を開いていく。
 
この作品の魅力の8割はヒロインの可愛さにある。基本、イケメンのアタックに照れてるか、ネガティブ思考でどんよりしてるかのどっちか。

 

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もう1つ取り上げたいのがサブのツンツンした女の子。1巻ではまだその片鱗しか見えないが、もしかしたら今後ヒロインを食ってしまうんじゃないかと思わせるポテンシャルを秘めてる。
 
まだ話がどう展開して行くのか想像がつくようでつかないので、とりあえず2巻が楽しみ。

全5巻を一気読みしてしまった 少女ペット

kindle

星5つ★★★★★

7/21現在、kindleだと1・2巻が50円だったので買ったら大当たりだった。

 

以前は「3巻まで読んでみた」って名前でkindleの漫画を紹介してたこのブログ。今は単なる雑記ブログと化してますが、久々に漫画のレビュー行くぞー。

 

中身まで人間そっくりのロボット(?)ペットが普通に売られてる世界の話。主人公は昔自分をいじめてた女の子そっくりのペットを買う。もう一度いじめてもらうために。

 

これだけでも分かる通り、巻を追うごとに爽やかさとは反対の負の方向に全力で突き進んで行く。序盤は主人公以外のキャラは本性を隠していて比較的大人しく話は進むが、各キャラのタガが外れるにしたがって収集不可能なカオスに突入する。展開がスピーディーで主人公の立ち位置がコロコロ変わりサクサク読めてしまう。陰鬱としていて、良いキャラなんているわけないはずなのに、最後にはすべてのキャラを好きになってたのには自分でも驚き。無駄なキャラは1人も存在せず、全員が自身の役割をこなしている。

 

難点としては、世界観のガバガバさと、展開のさせ方で所々グダグダというか、とっ散らかってる箇所があること。そして主人公をいじめてた男キャラの決着の着け方。急展開と言うか、もうちょい丁寧に書いてほしかったかな。

 

ところでこの作品のヒロインて誰だろ。やっぱペットの川嶋さん? みぃこさんが可愛くて肝が据わっててかっこ良くて最高だったんだが。

 

諸葛孔明以後はどうなったの? 黄昏三国志

kindie版

 

何故か描かれることの少ない孔明死後の三国志。そこをきっちり解説してくれる、ニワカには有難い本。

 
どう滅亡していくかを一国ごとに説明していき、最後は晋の滅亡で締め。過不足なく解説されていて大変勉強になった。
 
なったのだが、残念なことに大きな問題をこの本は抱えている。いや、この本自体は何も悪くない。悪いのは現実の歴史である。
 
ご存知の通り、三国志は面白い。ゲーム、漫画、映画のどれから入ったかは人それぞれだが、根本にある面白さ(の理由)は同じだと思う。しかし、この本を読んで最初に思ったのは「孔明以後の三国志ってつまんねー!」であった。
 
何故そう感じたのか、理由は2つ。いちに三国間での合戦が少なく、赤壁とかの有名どころと比べると面白味に欠けること。描写のしかたにも問題があるのかもしれないがまったくワクワクしないんだよね。で、戦が少ない代わりに何してるのかというと、内ゲバの政争を延々としてるわけ。だめだこりゃ。
 
2つ目が人物の問題。上の理由とも繋がってるんだけど、魅力的な人物が少ない。そしてクソが目立つ。あの魅力的な武将たちは何処に行ってしまったんだ、と何度も思った。いや、魅力がないわけじゃないんだ。それを感じづらいだけで。何故感じづらいのか。それは人の関係性にある。ゲームだと特にそうだが、味方同士の友情、敵との友情、家族の愛情とこれらはキャラの魅力を引き立てる重要な要素になってたが、孔明以後の人物にはそういうのが無い。
 
面白い面白くないというより、三国志の結末を知るための本、って感じかな。
 
 

好きなニコ動投稿者が一気に2人も引退した件

鋼兵とねこかますのことです

 

一方は本名・住所バレで、もう一方は保護したばかりの猫がすぐに死んでしまったために。

 

本当はこんなことで引退する必要は無いはずなんだけど、何故こうなるのかといえば多分ルールがないからかな。こうなった場合は今後動画投稿してはいけませんってルールがない、だから問題が起こった時どうするか、各々で判断する。そうすると大抵の人は引退って結論に至る。いや、だからルールを作れなんてまったく思わないけど。

 

好きな投稿者なんてそうそう見つかんないよ。一気に2人は「いやー、キツいっす」

百年の誤読 - 岡野 宏文 豊崎 由美

kindle

星3つ★★★☆☆
 

笑いと不快さが混じった対談形式の本。

 
20世紀のベストセラーから100冊を取りあげて糞味噌に貶していく。時々褒められる作品もあるが、基本は「こんな本がどうしてベストセラーに?」ってスタンス。
 
自分は天の邪鬼だから有名な・権威のある作品に「読んだことないけどなんとなく嫌い」という感情をもってしまうんだけど、この本はそんな自分に合ってる。んだけど、ちょくちょく不快な部分があって、無理矢理貶してるようにしか思えない箇所や、変に感情的な叩き方だったりとマイナスな面も結構ある。
 
ただ、自分はこの本を読んで本当によかった。なぜなら、取りあげられてる100冊の内で読んだことのある本が1冊も無いからだ!!!(お前本当に本好きか?)この本のお陰で粗筋ぐらいはざっくりと知れたんで助かった。まあ、この本の中で、自分のような人間をちゃっかり叩いているが。
 
正直言って、この2人に対して若干マイナスな感情を抱いてしまう。が、それでも尊敬せざるをえない。まず、100冊全部読むというのだけで凄い。そして知識量もあり、その幅も広い。
 
好きな本、ではないがかなりオススメ。
 
 

海外ドラマは観れるけど日本のドラマは観れない

俺がドラマよりアニメにリアルを感じる理由 - 出来るだけ楽しみたいから

の続きというかおまけ。

 
アニメキャラは役を演じてないから観れるけどドラマ(三次元)は俳優が演じてるから観れない、ってのが前回。
 
そんな自分だけど海外ドラマ・映画は観れるんだよね。
 
その理由をざっくり言うなら、海外作品は遠い世界の話、アニメを観るのとほとんど同じ感覚で観てるからだろうね。例えばレオナルド・ディカプリオっているじゃん?彼が出てる映画を観てる時、俺は彼の役が本当に存在してるって自然と思い込める。演技力は関係ない。
 
海外作品を観てる時の自分の脳を分析すると多分以下の様な感じ。まず「アメリカのリアル」ってものが自分の中にないんだよね。このドラマ現実と違うじゃんって突っ込む為のベースが無い。次に、俺が海外の俳優をまったく知らないということ。知っていても日本の俳優と違って、素で喋ってるのを見たことがないという点が大きい。
 
俳優の話じゃないんだけどさ、ナショナルトレジャーって映画があってさ、冷静に観るとかなりぶっ飛んでる作品なんだけどさ。厳重に管理されてる独立宣言書(?)に宝の暗号が隠されてたり、大統領のでっかい顔の山(馬鹿みたいな書き方だけど伝わるはず)に財宝が眠ってたりと日本人の俺でもありえねーwって思うくらいなんだけど、普通に観れるんだよね。
 
もし、これの日本版を作るとしたら、徳川埋蔵金を探す主人公たちが大日本帝国憲法の原本(?)に隠された暗号を解いて富士山に眠ってる宝を見つける、みたいな話になると思うんだけど、多分俺はこんな映画観れないわ。だって嘘じゃん。ありえねーじゃん。
 
いや、ナショナルトレジャーだって嘘なんだけどさ、こっちの方はさ、極端な話、事実というか、ドキュメンタリー映画の感覚で観てるんだよね俺。アメリカでは本当にニコラス・ケイジ似の男が宝を見つけて、どこかの博物館で現実に飾られてる、って思い込める。
 
自分の日常と離れた世界の話は大丈夫というかそれしか観れないというか、内容の良し悪しに関係なく日本の作品というだけで観ないと判断するっていうのは馬鹿げてると自分でも思うけど、こりゃどうしようもないな。